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ひぽぽたあむのこと ■私たちの≪思い≫

人形だから
引き出せるもの

人形劇と人間の劇とを区別する一番のものはなんでしょう。
それは観客が目にするものが、
人間の肉体ではなく人形だということ。
人形は、そのままでは命を持たない物体だということです。
人形劇の人形は、「演技者の技」と
「見る人の想像力」によって
命が創造されます。
人形であるがゆえにかえって
人間の世界を深く描き出し、
そこに「人形劇」ならではの世界があると
私たちは信じています。

■わたしたちの≪作品づくり≫

片手使いの人形劇

棒を使ったり、糸を使ったり、
人形劇といっても様々な形態が
あります。
ひぽぽたあむの人形劇のほとんどが
シンプルで親しみやすい”ギニョール”と
呼ばれる片手使いの人形で演じています。
俳優は舞台の後に隠れていて、
観客の皆様には人形しか見えません。
この形式を古いとおっしゃる方もいますが、
素朴だから 心がすっと寄せられて、
シンプルだから 自由に創造できる、
このやり方を私たちは気に入っています。


全員でつくり、全員で演じる

ひぽぽたあむの作品づくりは、
演出・美術・俳優・制作などの
固定した役割分担はなく、
それぞれの作品ごとに決めていきます。
原則的には全員が、人形や舞台作りに関わり出演もします。
その方がおもしろいし発見も
多いようです。
劇を豊かにするために、
劇団外の方々の力をお借りすることも
たくさんあります。

■観客数について

息づかいがわかる距離

ひぽぽたあむの観客数は、
100名までとしています。
なぜなら、どなたにも「一番良い席」で
ご覧いただきたいと思っているからです。
観客と俳優、また観客同士が
感じ会える広さ、
息が届き合う距離で
ごらんいただいてこそ、
片手使いの小さな人形たちの魅力を
堪能していただけることでしょう。

■劇団概要

■劇団概要

  • 創立年月日:1988年12月1日
  • 事務所所在地:東京都府中市八幡町2-19-6オークヒルズ府中303
  • 代表者:永野むつみ
  • 表現形式:人形劇
  • 公演対象:保育園、幼稚園、子ども・おやこ劇場、鑑賞団体、公共文化施設、図書館、児童館

■受賞作品

  • 厚生省児童福祉審議会推薦 ’91
    「ハリネズミと雪の花」
  • 厚生労働省中央児童福祉審議会推薦
    「ひみつのヒポポターム」
  • 公益社団法人日本児童青少年演劇協会より、劇団代表永野むつみ
    O夫人児童演劇賞受賞

■加盟団体

一般社団法人全国専門人形劇団協議会
NPO法人日本ウニマ
日本人形劇人協会
(公社)日本児童青少年演劇協会

とり